アサヤではたらくひとシリーズNo.16




アサヤ(麻屋漁網㈱)で働くひとシリーズNo.16

【清水ヘスサン/1994年入社/麻屋漁網㈱】

清水ヘスサンは20代の時に来日、漁師の旦那様とご結婚され、二人のお子さんを育てながらアサヤの子会社で、漁網の仕立てを専門に行う麻屋漁網㈱にご入社されました。ヘスサンさんは勤続29年、漁網の仕立ての大ベテランで今ではここで働く女性陣のリーダー的存在であり、皆から「スーさん」と呼ばれ尊敬されています。(以下、スーさん)

もうすぐ勤続30年になりますが、日本に来てまだ慣れない頃に日本の企業で働くのはとても大変だったのではないですか?

―「まだ結婚して間もない頃は、日本語も慣れなくて大変でした。言葉が分からなかったので、皆の表情を見ながら、仕事の作業は見様見真似で覚えました。当時、会社の人は皆家族のように自分を迎えてくれ、会社に来るのはすごく楽しかったですよ。日本のお父さんお母さん、家族がいっぱいいる感じでした。漁網の仕立て作業は力もいるし、手は皮がむけたり豆が出来たりしましたが、新しいことを覚えるのも楽しく苦にはなりませんでした。」

異国に来て言葉がわからない中慣れない仕事をするのは想像するだけでも信じられない程大変そうですが、周りの方に支えてもらったと笑顔で話すスーさん。そんなスーさんは今では同僚たち皆から慕われる存在です。

―「自分はここでたくさんの方に育てていただきました。先輩たちが頑張っている姿を見て自分も役に立てるようになりたいと思い頑張れました。今は自分が若い人達の先輩として、自分が見せてもらった姿を後輩たちに見せて、出来る限り色々な事を教えていきたいと思っています。」

ご自身の仕事は言うまでもなく丁寧かつスピーディーにプロフェッショナルの腕を持たれていますが、今はスーさんの人間力を尊敬する若い後輩たちの指導にも力を入れていただいているとても頼もしい存在です。

プライベートでは、ちょうどインタビューの日の朝方に初孫さんが産まれたといううれしいニュースを聞かせていただきました!今は初孫ちゃんと過ごせる時間をとっても楽しみにしているとのことです!

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